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2016/01/28(木)
2160 座布団
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これを和風に言えば椅子座布団。洋風に言えばクッションというくくりか。
開業は冬。それでいてクッションを置くようになったのは暖かくなってから。 酷寒に、木製の冷え切った座麺に臆面も無くお客様に座っていただいたことに対し、冷や汗が出ます。何がお客様本位だ。恥じ入ってます。
百均で購入したもので、色はコーポレートカラーのピンク。「えーッ こんなものが100円で買えるの!! 」。仰天して、かつニコニコ顔で買ったものです。 満6年が経過し、7年目に入りました。そろそろ変え時かと……
繁盛店であれば1カ月ほどで擦り切れたりして「百均だものな」と、悪態をつかれるかもしれないが、当店はあいにく非繁盛店。7年目でもこのとおり。 下積みの頑張りを労うため小正月のどんと焼きで供養したいぐらいです。
前クッションの生産国は不明だが、今回はヴェトナム製。 前が中国製だとしたら昨今の労働市場の変化を如実に物語っているな、と。
運ぶには嵩張る。まるで空気を運んでいるようなもの。付加価値、運搬コストなどを思うと、縫製員にどれ位の実入りがあるだろうと、考えさせられる。 でも発展へ欠かせないステップかと思うとエールを送らざるを得ないのか。
百均で心が躍るのは確かだが、ちゃんと分配して、搾取はするなよな、と。
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