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2016/10/06(木)
2417 無花果
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昨日、能代からゴルフに来た女房の友人から「庭先で採った」イチジクを貰った。 完熟して実が割れんばかり。ゴクリと生唾を飲み込んだ。
つい数日前、FM番組で「北限のイチジク」を名乗りつつ、首都圏や関西圏へ冬でも出荷を目論むにかほ市大竹地区の若者の話を聴いていた。
関西などで好まれる完熟の生食用ではなく、外側が緑、内側がピンクの少し固い実をスライスしてサラダに混ぜるなど、北限ならではの実の特徴を新たな切り口にして売り込もうとしているらしかった。
北限のイチジク?? 私の実家の庭に実ったし、これはもっと北の八峰町だぞ。
鹿角の「北限の桃」が、全国的にも有名だ。実は青森にも桃が生産されているが、出荷時期がどこよりも遅いことから「北限の桃」を名乗っているとか。 イチジクもニッチな出荷時期を狙って評価を高めようということか。
にかほ市の大竹地区は県のイチジクの9割を生産している。その自負のほどがうかがえる。是非、全国の調理人やグルメを唸らせて欲しい。
二つに割って、赤く色づいた完熟部分は皮ごと、根元の緑の部分は歯で削りとって食べた。何年ぶりのことか…… 今の季節、品種改良が進み糖度がめちゃ高いブドウなどと比べると物足りなさが…… 素朴な甘さがいいのか……
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