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2016/11/25(金)
2467 仕込み
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「やはらかに柳青める…… 」 ヤナギが緑のままの葉を付けて佇む交差点。 イルミネーションの左側にぼんやり幹が見える。葉は闇に紛れている。
昨夜の帰宅途中。あれ師走に入ったっけ、こんな早くから点灯するんだったっけ。
数日前は、ヤナギの葉っぱ残り具合、それに雪支度で作業員らが雪吊り、あるいは菰掛けなどの進み具合ばかりを見ていた。
作業効率からいえば、雪吊り作業のついでにイルミネーションをケヤキに仕込む作業も併行してやればいいわけで…… そこら辺はどうなんだろう。 雪支度と一緒に進めたので気付かなかったのか。
これを見て毎年思うのだが、特段これといった特徴もなく、デザインは児戯のようなもの。お堅い稼業のイルミネーションとしては首を傾げざるを得ない。
規模で驚かすでもないので、小さくてもクオリティーを感じさせる洗練されたデザインであって欲しいのだ。零細な預金者の端くれの一人として、お金の使い方については投げやりであって欲しくない。
交通の要衝でもある交差点。ドライバー、歩行者は一体何を思うのか……
冬の夜、雪にヤナギの葉が揺れる様を見たい。イルミネーションはいらないなと。
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