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2016/12/10(土)
2482 踊り場
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雪吊り作業を終え、マンションを離れる先週の日曜午後4時51分です。 日はとっぷり暮れて、玄関灯の明かり、明かり取りから漏れる柔らかな明かりが、帰宅を促しているような気がします。
もしも、踊り場にある四つの明り取りが無かったら…… 玄関から上からの部分が闇に沈んで相当イメージが暗くなっただろうな、と、つくづく思っています。
マンションの完成間際、設計図にあった踊り場の明かり取りがなかった。
私が気付いて、設置を強く要望したのでした。施行業者はミスを認めつつも、せっかくの躯体に穴を開けるのは、将来の劣化につながるし、と乗り気でなかった。結局は、階段を暗くするのは良くない、と意思を通したのでした。
狙いは採光。踊り場には蛍光灯が設置されても、朝日を浴びる東側。自然光が入らないコンクリ壁はあまりにも冷たい。陽光が感じられれば素敵だな、と。
今つくづく思うのは、建物内の採光は勿論だけれども、建物外にいて明り取りから闇夜に漏れる明かりもすごい役割を持っていたんだな、と。再確認でした。
折衝したときは階段への明り取りの効用しか考えなかったけれど…… 外側に見る位置を変えると光源として素晴らしい効用を発揮しているのだ。 施行業者には難儀をかけたが、つくづく無理を通してよかった。
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