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2016/12/30(金)
2502 香辛料
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ポリープ切除の後、病理検査の結果が出るまで1週間の間があった。 切除前、切除後の個所をモニターで見せられていたので、そんなに心配はしなかった。病理検査も「念のため」といったニュアンスのように聞こえた。
素人目でも悪漢には見えないし、良性に間違いないという変な自信もありで、ホッとしたというか…… お腹の異物感でさっさと立ち去りたいと焦っていた。
止血のための点滴を受けつつ、「これをやられると、入院時代を思い出して気持ちが萎えるんだよな〜〜 」などと思いつつ、「それではアカン」と、持ち込んだ「相対性理論を楽しむ本」をベットに横たわりながら読んでいた。
切除から結果がでるまでは能天気だった。同じ経験をした男性は心配で心配で、眠れない夜を過ごした、と言っていたが、私は何の憂いもなく安眠していた。
むしろドックから検査までのぐずぐずしていた時間が、むしろ情緒不安定だった。
その間の社食です。消化のいい物、ということで鍋焼きうどんも食べました。いつもと違うのは香辛料を一切使わないこと。いつもは一味唐辛子をドバドバ、最近は一味に代えて豆板醤を入れたりして……
本来のうどんそのもの味、既製の出汁ではあるが、香辛料に邪魔されずに味わうことができた。 「ん!! 子どもの時の味じゃん!!」と妙に懐かしかった。
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