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2016/03/18(金)
2216 境界杭
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長方形の土地があって、短い方の1辺が市道に面している。奥の短い辺は測量した土地に面しているので境界は確定している。長い右辺も測量した土地に面しているので境界は画定。残る1辺が問題になった。
昨日、お隣同士の境界の確認作業のお手伝いをやってきた。 作業をするのは私。長靴を履き、防寒ジャンパーを着て、作業員姿で臨んだ。 作業手順については懇意にしている土地家屋調査士に、後々問題が生じないように、念を押すポイントなども手ほどきしてもらい臨んだ。
宅建業にとって境界問題ほど頭病みするものは無い。あんなコト、こんなコトが尾ひれはひれがついて恐ろしい伝説としてささやかれているから。短い私の業務経験でも大ピンチがあって、曲折の末、円満解決したことがあった。
今回は、当事者同士で争いがないということで、気持ちは楽だったが、急転直下、雲行きが怪しくならないとも限らない。
杞憂でした。両当主とも昔話に花が咲いて、私がずっこけるぐらい。依頼者は、隣の当主のオバチャンと同世代の母親を持つオジチャン。力仕事の杭打ちをよそに、ご近所の息子たちの消息の確認ゴッコに興じていた。
めげずに仕事はしっかり。境界確認書に署名押印してもらい無事終えたのでした。全ての境界確認がこんなに和やかであれば…… 写真は一方のプレート。
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