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2016/03/24(木)
2222 鷲掴み
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目に沁みる青さでした。今朝の空です。寒い夜だった、と目覚めたら雪が……
春の淡雪、日が差すと屋根雪はあっさりと解けて水に。屋根を濡らしています。 書斎から見える小屋の屋根は真っ白。日向と、日陰がくっきりと差がつくのはこのシーズンならではでしょうか。
♪季節はずれの雪が降ってる 中略 なごり雪が降るときを知り ♪
「なごり雪」を思い出す。まあ♪季節はずれ♪ということでは決してなく、春と冬との狭間か、降って当たり前の隣の季節のことで、言葉の綾とは思うが……
以前も書いたことがあると思うが、♪なごり雪♪なる言葉は国語辞典には載っていない。この言葉は古から使い慣らされてきた由緒正しい大和言葉ではない造語だそうだ。多くの出会いや別れがあるこの季節に降る雪にふさわしく、実に淡く優しく雰囲気のある言葉とは思うが……
メロディーとあいまって、団塊世代の心を鷲掴みにしたというか……
造語という意味では、近年希なる素晴らしい新語かな、と。それと「シクラメンのかほり」の♪ゆかしい♪、とは双璧をなすのではないかと個人的に思っている。
朝食を終えたあたりにまたチラホラと雪が。青春時代の思い出もチラホラ……
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