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2016/04/28(木)
2257 識別眼
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今朝も玄関先に山菜が届いた。女房「シドケが届いたよ。でももう一方がアイコかホンナか分からない」 私「シドケはこっちだよな」 女房「違う。逆だよ」
たわいのない会話だが、最近賑わしたニュースに、シドケと思って食べたのが猛毒のトリカブトで、中毒に症状が出た、というのがあった。
束になっていれば少なくとも女房はシドケの識別はつく。私はそれすら不可能。
山菜採りでも、うっかりすると間違えそうなシドケとトリカブト。お礼の電話先の山ガールは「間違えることはない。全然違うもの」と言っているようだ。「痺れたらすぐ電話するからね」と、女房は減らず口で冗談を。
1本1本を束ねるときに、いくらなんでも異種の混入には絶対気付くはずだよな、と。でも、すべてがトリカブトだったら…… などは考えないようにしよう……
毎年のように起こる中毒事件。素人さんの間違いか、ベテランさんの不注意か。 いずれにしても根絶できないのは“似ている”ことに原因があるわけで、採る人、選別する人、調理する人、食べる人の不断の注意が必要なのでしょう……
最近、シドケのお浸しを少々のマヨネーズを付けて食べるおいしさに気付いた。 山ガールは「マヨネーズ自体がおいしいからじゃない」とそっけない。 何でもマヨネーズ派のように思われてしまった。
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