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2016/04/07(木)
2236 家庭科
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とんかつ屋さんで揚げたてのトンカツに例外なく添えられるふわふわのキャベツのせん切り。これをコールスローとここでは定義しましょう。
コックさんが細かくスライスして水で洗って晒したものを、指先でさくっと一つまみ、2つまみ、3つまみして形を整え盛り付けてくれる…… 喉が鳴る。
小学校か中学校の家庭科の実習で、サンドイッチを調理する際にコールスローを作った。その際は1枚1枚に剥がして水洗いし、重ねて包丁で切った。
自炊時代にもそうした。1枚1枚剥ぐうちに小さく動き回る青虫さんが「こんにちわ」。飛び上がった。砂や汚れや青虫さん排除のためでもあったのだな、と。
で、専門店の厨房では…… 大型のカンナを逆さまにしたスライサーの上を半玉のキャベツをシャーシャーと調理人が前後させている。葉に潜む青虫さんはギロチン?? コールスローを水で洗って晒せばいいのか、と無理やり納得させた。
以上は40年以上も昔の話。栽培方法や病害虫防除の進歩があって、昔話が「へえ〜」ということか。で、このコンビニサラダは「洗わずそのまま食べられる」
コールスローが主体。他の4種の野菜の生産県も表示し、不安封じとして製品化の工程をイラストで表示していた。100円。安い?高い?便利は確か。 彩りよく化粧した値の張るパックサラダより、欲しかったのはこれ。
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