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2016/07/03(日)
2322 野草園
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日曜の午前、庭に降りた。このむせ返るような野草の営み。様々な種類が群生して斑模様を描き出している。今、刈る算段をしている。
放置する、という手もあろうが、住宅地の真ん中。自然の生態系を再現しつつ、実はしっかり管理しているバイオトープではなく、最近良く見かける朽ちた家の草ぼうぼうの荒れ庭にすることは出来ない。
以前は、フェアウエーあり、パッティンググリーンありの一面の洋芝だった時期があった。なおさら荒れ庭はプライドが許さない。
シロツメクサの群生は、白い花を咲かせている。白い首輪の一つも出来ようか。ネジバナはらせん状にピンクの花を咲かせている。名も知らぬ黄色や赤の花も。 こいつら、一体どこから、何のため、と思う。役立ってないじゃないか、と。
でも、少なくとも光合成によって空気中の二酸化炭素から炭水化物を合成。 その過程で生じた酸素を大気中に供給しているのだ。
生きとし生けるもの、すべてに有意性があるのだな、と。 我が家のナチュラルな空気清浄機でもあるのだ。
刈るのが不憫にも感じられるが、土に帰すことで次の野草の寝床になるのだ。 刈るのも野草の生存のサイクルの一つに組み込まれているだけじゃね!?
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