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2016/08/05(金)
2355 屋台村
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4日間の竿燈祭りも残すところきょうあすだけとなった。メーン会場の竿燈通りのすぐ近くにある会社周辺は、午後6時15分から交通規制が始まる。その前にさっさと帰り道を急ぐことになる。
開業して7年目。昨年までは祭りのど真ん中で喧騒にどっぷり浸かっていたが、喧騒が始まる前に家路につき、静寂の中で酒を飲む。これも一興かと……
会社前に広がるテント村。ご当地グルメフェスティバルの会場になっていて、竿燈居酒屋ではつまみの調達先にもなっていた。いまは戦の前の静寂というか……
おととい、仕事仲間には「今年は“竿燈居酒屋”はやらない。遠くで祭りの囃子を聞きながら静かに酒を飲むんだ」「実際は囃子などは聞こえないだろうけど」
びっくりした。初日の夜、竿燈が町内に帰る時の「流し囃子」が聞こえてきたのだ。意外や意外。もともと外町の祭りで、エリアが限られていたのだが、竿燈が盛んになるのに従って、参加町内が周囲に広がってきたからなのか……
聞こえた「流し囃子」は、自宅に一番近い毘沙門町のものか。風に乗って……
「流し囃子」は、竿燈の差し手を鼓舞する派手な「本囃子」とは違い、物悲しい調子。そんな物悲しい囃子を遠くに聞きつつ…… そんな竿燈の楽しみ方は年寄りじみてますかね……
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