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2017/10/22(日)
2797 酒粕汁
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お歳暮にはまだ早いが、丸々一匹の新巻鮭などは、年の瀬の定番だった時期もあったかと思う。
塩干物は食卓に欠かせないし、保存も利く。冷蔵庫のを占領して一時邪魔でも、最後は口に入る。家計に優しいのでゴルフの賞品としても歓迎されるのだ。
奥さんがゴルフをしない旦那さんにとって、奥さんを喜ばせる賞品の類ではあろうか。ただし、魚の捌き方の苦手な奥さんにはあまり嬉しくはないかも。
で、我が家はというと、何でもござれ。今回は女房が賞品でもらってきたものだからまあ、いそいそと。解体ショーも鼻歌交じりだったようです。
それをハイエナのように鼻をヒクヒクさせるのが私。 頭、骨などのいわゆるアラをジャガイモ、長ネギ、コンニャク、ダイコン、ニンジンなどを酒粕で味を整えた“粕汁”が大好物なのである。
当然のようにリクエスト。「ちょうど酒粕もあるから」と、ノリも最高なのだ。 出来上がった粕汁。ごはんと一緒もいいが、この夜は〆の鍋代わりに鎮座した。
昔ながらの味です。生臭さを酒粕が抑えてくれるのでしょうか。 なかなかマイルドな味に仕上がって美味しい。見た目、ホワイトシチュー、豆乳鍋、のようなマイルドな感じですが、鮭がギロリと睨んで少しグロか……
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