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2017/11/05(日)
2811 普段着
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先日の東儀秀樹×古澤巌×coba全国ツアー2017コンサート。その道の超一流のプレーヤー3人。語りも超一流、笑いも絶えずアットホームな雰囲気。
それは、各々の個性のなせるわざ。で、演出的にも衣装的にも計算ずくで笑いをとりに来たのが、第2部の導入部での東儀秀樹さんと古澤巌さんのコラボ。
光を落とした舞台左の通路から平安朝の狩衣、指貫(さしぬき)を纏い、光を放つ笙を奏でながら出てきた東儀さん。舞台に上り、同じ装束の古澤さんと競演。演奏後は雅な仕草で深々と頭を下げたのだった。
上質な笑いを誘う意図があったかと。狩衣は貴族の普段着で、狩猟用でもあった。袖の紐は装飾的な意味もあるが、引っ張ると袖が筒状になり、馬上で弓を射るのに便利なように機能性も備えていたとか。
指貫は袴で狩衣同様、ワンサイズだけ。着る人に合わせて調整できるの。 スレンダーな東儀さんは「古澤(=肥満)さんでも似合う」と、笑いを誘っていた。
雅な格好で狩をする。貴族の嗜みであった…… 意を強くした夜だったのです。
銃の手入れです。なぜ射撃に興味を持ったのか。男性には狩猟本能が組み込まれているとしか…… つい最近、山あいのゴルフ場の水面を3羽の鴨が、綺麗な三角形の輝く波を残してた。一瞬「うまそう」と思うのがその証拠かと。
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