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2017/11/06(月)
2812 美意識
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「シャッター式風呂ふた」と言うらしい。「クルクル巻ける簡単風呂ふた」とある。
自宅を建てた際「風呂ふたはどうします? 」と営業マンに聞かれ、「クルクル巻くのはだめ。2枚のふたを浴槽の端に立てて固定するヤツ」と、迷わず答えた。
営業マン、女房とも意外そうにしていたが、断固として譲らなかった。 ゆっくりした気持ちで風呂に入った際、クルクル状態のふたが所在なげにそばに立っている姿を想像するだけで落ち着かない。
クルクルがほどけてだらしなく脚をだしたカタツムリ状態になって倒れたら最悪。
これは管理するマンションの風呂ふた。これは他人が使うものだし、私の美意識とはかかわりもないし、コスト的なこともある。これはこれだ、と。
だけどシャッター式といわれる所以の屈曲部が弱過ぎるのが最大の弱点。 2枚式は折り曲げ部分は無く、20年近くなるのにまだまだ現役。 それに比べればシャッター式の寿命は遠く及ばない。
市販の長方形の一角をカットしないことにはマンションの風呂には役立たない。 かくして私の仕事となり、すでに4枚ほど施工した。
手順、道具の選定は手馴れた。でも労賃や購入費を考えるとコスト高!?
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