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2017/02/08(水) 2542 八つ目
昨年は企画が持ち上がったものの、有耶無耶になって流れた寒八つ目を食う会。今回はご禁制の“上北手ほまれ”という濁り酒(=ドブロク)の緊急参戦もあって、企画もはるかにグレードアップ。

酒好きであり、食道楽ではないにしても、大昔に食したことがあっても、大人が食うべき物で、子どもにとって禁断の味のようだったヤツメウナギ。
これが目の前にぶら下がれば、拒否するなどは考えられない。
前のめりになりながら「食う食う、飲みてぇ飲みてぇ」

よそったばかりの綺麗な姿の八つ目鍋であればよかったのに、それに何杯か呑んだ後のグラスや身をしゃぶり尽くした川ガニの味噌汁のお椀。
綺麗とは言いがたいが、ケータイを向ける暇もないほどの絶品の連続だった。

ザッコ(川魚)獲り中に八つ目の機敏な姿を見た、とか近隣の村から八つ目売りが来たもんだ、など昔話に事欠かないわけで……

その昔、車がめったに通らないので土ぼこりが舞うこともなく、行商のオジサンにとって道がそのまま八つ目を捌く台所になったりしたものだ。

八つ目鍋はヤツメウナギをダギンダギンと輪切りにし、流血の八つ目を血ごと鍋に入れる野趣あふれる料理、そして直ぐ酸化する“上北手ほまれ”はまさにしびれる禁断の味。それがピッタリ合うんだ!! 超絶な組み合わせでした。


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