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2017/03/26(日)
2588 ご馳走
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日曜の昼。「外に食べに行くもよし、弁当買うもよし、台所にはカップ麺、袋麺もあるし」。女房に昼食についてあれこれ言われるまでもなく、腹積もりもあるし。
実は腹積もりなど何にもないのだ。女房が留守で、取り残された亭主の悲哀。 「おーい、めしはまだか…… 」と、女房どもがおおむねムカつくという、フレーズ。 今まで恐ろしくて言ってないが、女房がいないので心置きなく叫ぼうかな、と。
台所をあさるうちにこの袋麺じゃないな、と。やおら頭に浮かんだのは袋麺の食べ比べ。というわけでスーパーに直行へ。
1番食べたかったのはサッポロ一番みそラーメン。東京での独身時代に一番お世話になったかと。金がないときにはみそラーメンをおかずに白いごはん。炭水化物に炭水化物という奇天烈な組み合わせもご馳走だったり……
ネギとか玉子など気の利いた物があればこそ、ガチで炭水化物だけだったな、と。
まあ、今はチャーシューなんぞを買えることを考えるに、40数年前の食生活がはるか昔のことと思える。でも同じ商品が堂々陳列されていて、どれを買おうか迷わされるのがいやはや何ともです。袋麺の前では何も成長してない。
1個1個ばら売りしてくれたら、というのはわがままか。「いつ食べるのよ!! 袋麺だって賞味期限があるんだからね!! 」と言われそうなのがなんとも……
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