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2017/06/02(金)
2656 食べ頃
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淡竹(はちく)の煮物です。鶏肉と炊き合わせています。さて、お味は…… その前に、仕上げ前の灰汁抜きをした段階で煮上がった姿は、薄緑色。 「もはや竹じゃね!?」との印象。それからすると上品な色に仕上がっている。
寸詰まりで節と節との間隔が狭くごつい孟宗竹のタケノコと違い、淡竹のタケノコは節のごつさ、厚みはなく、タケノコというよりは竹そのものという感じ。
姿形は、今シーズン真っ盛りのネマガリダケの巨大化したような感じか。 お味はというと、孟宗竹、ネガマリダケの中間のようなものでした。
タケノコの旬といえば、孟宗竹、淡竹、ネマガリダケと移るようです。で、今まで淡竹に無縁でしたので、端境期を埋める貴重な役者さんが増えたということか。
来年以降も、期待、と思っていたところに、床屋さんの女性オーナーが砲弾を抱えてやってきた。「細いタケノコ2本と、太いタケノコ1本。どっちがいい」。
舌切り雀の童話の大小のつづらを選べ、みたいな…… 選択基準は持ち合わせていないので、前回は太かったので、今回は細身の2本を。
根に近い部分には爪を立てた跡が…… 爪が簡単に刺さるようだと、食べられる柔かさなのだそうだ。ネットの説明では、採るときにパキッと折れると食べ頃、グニャッと曲がるようだと不可、とあった。判断基準は様々あるようだ。
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