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2017/06/04(日)
2658 筍焼き
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これが私どもにとって初物のネマガリタケの筍焼きです。山ガールが自ら十和田湖周辺の山で「入山料1000円も払って、採ってきた」タケノコ。
昨年来クマ出没で危険地帯になった山ではなく、徴収員から「ここにはクマがいねがら」とお墨付きをもらって入ったそうだ。
クマ除けの鈴をつけていても昨年も今年も命を落としている。必須と思われていたアイテムも、決して万全でないという、危険度が新たなステージになったのか。
極端な話、命と引き換えのタケノコは有り難いとも思わないし、食べたくもない。実際、入山するには山を熟知した管理者等の指示、警告に従うのが肝要。
小熊がきゃんきゃん騒ぎ回っているのを犬が騒いでいると思い込み、タケノコ採りに夢中になっていると仁王立ちの親熊が目の前にいた友人の話を聞くまでもなく、命の危険がすぐそこにあるのだな、と。
駒ケ岳の登山道近くで登山者の会話も聞こえる位置なのに1メートルも見通せない笹薮。親熊の獣臭い息を浴びせられて腰が抜け、這って登山道に逃げた。
その彼は孟宗竹のタケノコより、ネマガリタケのタケノコのほうが「断然おいしい」。 生きた心地がなかった彼はタケノコ採りは金輪際御免と言うが味には太鼓判。 昨日、彼の話を聞いて激しく同意した。命をかけちゃ、いかんのだ。
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