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2017/07/21(金)
2705 目的地
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地方に物件調査に行くときにはナビが不可欠。つい先ほど大仙を訪れた際、地図を頼りに向かったなら目的地に着かなかったんじゃないか、と思うほどだった。
1991年からお隣の横手にいた。農村地帯を走ると同じような光景に出くわし、見回してもどこだか分らない。迷わず目的地に行けるまで時間がかかった。
そこはナビ。間違いなく目的地へ案内する。でももう1回ナビ無しで行けといわれても、脳に道順をインプットする努力をしてないので無理。良いのか悪いのか。
地方に訪れる際は高規格で整備された道路がほとんど。昔からの街道、あるいは昭和30年代の頃まで繁栄していた地域は、バイパス、国道の整備でメーンストリートから外れたので目にすることもない。
先日の目的地は、まさにそんな地域。人通りのない集落。ゆっくり車を走らせたが、人っこ一人いない。なんか昭和30年代にタイムスリップしたような…… でもその30年代はとても賑わっていたことを窺わせる。
今も酒屋、理容室、美容室が複数あって、商店、郵便局もある。 町としての機能は完結していて、散在する農家の需要を満たしていただろう。 子ども達も伸び伸び遊び回っていたことが、記憶に重なってくる。
一瞬はしゃぎ声の幻聴。ハッと気付いて「仕事だぞ!!」とネジを巻いたが……
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