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2017/08/06(日)
2721 出竿数
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何度見ても見飽きない。その都度感動する。で、この力の源は何なのか……
竿燈祭り3日目。2回目の演技から見始めた。3日目ともなれば差し手も囃し手も技に磨きが掛かり、すべてに円熟味を増しているというか……
風も程よい。蝶の飛翔のように、揺らめきながらくっついたり、離れたりするのもいい。倒れそうになって観客のどよめきが起こるが「トーシロめ!! そんなんじゃ倒れないんだよ」と、密かに冷笑したり……
観光客は大切です。この北国、この秋田で、眠気覚ましに提灯をぶら下げた竹棹を操って、妙技を競うという他に例を見ない夏祭り。このスケール、ダイナミックさに目を見張る県外客を見るにつけ、益々誇りに思うというか……
出竿数は282本と史上最高。千秋公園のお堀端が会場だった幼い頃の出竿は20数本ではなかったか?? 昭和30年○×本、○@△と3桁になった昭和○△年と、数字を挙げなきゃ説得力がないわけですが……
数字の確認は後回し。右肩上がりの出竿数は一体何を意味するのか。1本の出竿のために必要な人数はどれほどで、その282倍はどんな数字なのか……
祭りの熱気の中には経済低迷とか不況は微塵も見えなかった。 竿燈の出竿数と経済は面白いテーマかと。
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