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2018/01/27(土)
2893 お猪口
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昨夜は元の会社のOB達との恒例の飲み会。総勢10人足らず。何故か幹事役を引き受けている。会社をやっていて動き易いし、事務所があって暇もある。
そう思って自ら引き受けたか、成り行きでこうなったか。
会場に着くと先客が二人。「大寒波中のこの雪降りに!! 」との、言わずに済ませられない儀礼的な苦情がひとしきり。「よほど心がけの悪い者がいたもんだ」
日にちの設定などは2週間ほど前。その後、再度会場の案内をしたのが今週初め。ある人に「大荒れの日だね」と言われた。心が揺らいだが、押し通したのは私で「心がけが悪い者」は私ということになろうか。
会社を出た途端、傘はお猪口になるし、駐車場を横切ると膝まで埋まるし……
今回は低予算。刺身や漬物などが一緒盛り。それに苦情を言うでもなく淡々としているのはそこそこの年齢に達した証。お隣の常連と思しきグループは私らに10歳も足した感じの元気なお年寄り達。将来の私らを写しているような……
帰りは雪が止んでいた。佇んでいるのは仲間です。私の写しのようなものか……
大町のこの一角が好きだ。明治あたりにタイムスリップしたようで…… 勝平徳之の版画を思わせる、雪に沈む商家的な雰囲気が実にいい。
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