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2018/01/30(火)
2996 定量的
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車に乗り込む前、青空がのぞいていた。吹き込みで雪ダルマになった車や、ニッコウヒバの防雪ネットの効果、オンコの雪吊りの芸術的姿のカットを数枚撮った。
そして車に乗って除排雪された小路を抜けると、わだちが凍り付いてあっちこっちタイヤがとられる嫌な感じを味わっていたら、突然のホワイトアウト……
激変に、南岸低気圧、二つ玉低気圧、擬似晴天などの生煮えの気象用語が頭をよぎる。結局は、一月の末。寒の最中はこんなもんだ、との諦めが……
現役の記者時代、克雪から利雪へ、などとキャンペーンが張られていて、中央からコンサルなどを呼んで、シンポジウムやらが頻繁に行われていた。 それに呼応する学者の学界的な動きもあったか、と。
で、何か目に見えるような成果があったか、といえば無かったような気がする。 利用するにも年がら年中の物ではないし、自然現象であって定量的でもない。
コストをかける程でもないし、雁首をそろえて大真面目に議論するのも無駄だと気づき始めたか…… どうなんだろう。あるがままが一番観光資源になるし、ダムとなって水資源を磐石にするのは大昔からだし。何と言っても春になりゃ解ける。
何でもかんでも利用し尽くそう、という時代の雰囲気だったか。 除排雪の労力は相も変わらず無駄とは思うが……
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