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2018/12/28(金)
3232 心の中
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12月28日(金)。9時−3℃。曇り。降雪確率90%。最高−1℃。雪雪雪
昨夜は駅前で一人飲み。大将と談笑しカウンターの隅に。カウンターも混み合い左手に若い女の子二人連れ。しめた!! と心を弾ませる年でもないが……
「メニューを借りてもいいですか」の声に相好を崩すあたりまんざらでもなかった。 その後が駄目。二人がタバコを吸い始めた。普通、隣に断りを入れるでしょうに。
目の前に灰皿はセットされてるし、隣に断りをいれるにしてもエチケットのレベル。あまり世慣れていないお二人には酷な要求かも。それにしても偶に見かけた咥えタバコにケータイ中の運転、今時珍しい歩きタバコが若い女性だったりする。
何で!? という疑問は晴れない。悶々としつつ、飲食街の川反での失敗談とか、夜勤何タラカンタラが聞くともなく耳に入ってくる。外は猛吹雪……
帰り際、肩を叩いて「看護師さん?? 」と尋ねると、二人が顔を上げ、パッと表情を明るくして「介護です!! 」。にこやかに声を揃えた。仕事に対する誇りに満ち溢れた言葉の力に圧倒された。もちろん、つられて私の顔もほころぶし……
紫煙はアッサリ晴れ、悶々とした気持ちも跡形もなく消えた。 「そうなんだ。ありがとね」「頑張ってね」。「はーい」だったと思うけど…… 猛吹雪は晴れた。吹雪の名残りが目を濡らす。タバコは控えろよ、と心の中で。
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