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2018/02/19(月)
2920 バス停
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満68歳になると市内の路線バスの運賃が一率100円に化ける「ワンコイン資格証明書」が市役所から発行される。お年寄りサービスの一環であろう。
それが最近65歳まで引き下げられた。様々な狙いでスタートした制度であろうが、ワンコインバスの人気ぶりに、3歳待ちきれないお年寄りの大きな声が行政に届いたのか…… だとすれば侮れないお年寄りパワー……
晴れてこの1月に「ワンコイン資格証明書」を得た女房と、二人でバスを待っているところです。きょうは正月になくなった叔父の四十九日の法要。 吹雪模様だった天気も上がり、時折日も差しています。
お寺さんまで通常360円、それがワンコイン。二人〆て520円のお得。さらに会食が駅前で行われるので帰りもバス利用だと…… 目が眩む程の割安感。
亡くなった叔父もバスに乗ることはなかったが「ワンコイン資格証明書」を持っていた。運転免許は元々無く、90歳を過ぎてパスポートも失効させていた。 顔入りの証明書が皆無。この資格証明書が「大した役に立った」と言っていた。
証明書には「身分証明書としての効力はありません」との注意書があるが…… 「あなたはだぁ〜れ」という場面は軽重問わずあって写真付きは貴重だったかと。
会社を経営し合理的だった叔父らしいな、と。私達はひたすら割安感の虜。
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