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2018/03/24(土)
2953 埃臭さ
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「道路もぽんぽんじぐなってきたすなぁ〜〜 」
ローカルのFMから懐かしい方言が流れてきた。もちろん地元パーソナリティーの口からであるが、私よりはるかに若い年代でも使っていたのか、と驚き。
少なくとも40代の方々とは方言の断絶はないな、と。一方、お相手の若い女性パーソナリティーに意味を説明しているので、その辺が、一応分水嶺かな、と。
パーソナリティーだけあって説明も上手だった。私流だと、雪が消えた道路がうららかな太陽に乾かされて、子供らが飛び跳ねたくなるような状態、とでも……
“ぽんぽん”というオノマトペが一体何の音、状態を象徴的に示すのか…… 道を平手で叩いた音でもないだろうし、毬をつく音でも無いだろうし……
大方の秋田県人が、春先の乾燥した道路を見て“ぽんぽん”というオノマトペを受け入れたのは、鬱陶しい冬が去り、晴れやかに高揚してくる気持ちの変化、リズムに、ピッタリな響きであるからか……
好き勝手を書いたが、それは砂埃が舞い上がるシーズンでもある訳で……
昔はもっと埃臭かった印象だが、一面のアスファルトでその埃臭さは薄れた。 今度は地べたに吸着することが無くなった分、花粉の猛威が……
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