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2018/03/30(金)
2959 吸着材
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3月30日。9時の気温9℃。予想最高気温11℃。前日に比べかなり低い。
昨日は名古屋で2日連続で25℃以上の夏日を記録。観測史上初めてのことだったとか。そして福島ではサクラの開花が11日早く、観測史上の最速と並んだとか。暖かさは全国的だったものの昨日までのようです。
会社前の駐車場はこんなもんです。目に入る範囲で見上げるほどの雪山が四つほどあったが、徐々に姿が小さくなって、とうとう一つとなりました。
雪山は小さくなるに従って色を黒くしていくのが残念なことです。
雪は空気に浮遊する世間の塵芥を吸着し、地表に運ぶ役目も果たす。 雪をかき集めるシャベルローダーはアスファルトギリギリの雪を剥ぎ取っていくので、風で吹き寄せられたゴミや、時々はアスファルト片を一緒くたに積み上げる。
そんな空中や、地表の諸々の汚れの集大成というべき物が雪山な訳で…… 新雪期の雪山は、少し翳りはあっても純白に近く、急峻な雪山みたい。 そこそこ綺麗で、陽光にも映えたりするのだ。
雪山は小さくなるに従って、白い雪は水となって流れ、汚れの濃度が増す。 中央の雪山は見る影もなく、のっぺりとした汚点となっている。 3月は明日を残すだけ。冬の残像は風前の灯。切り替えの時です。
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