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2018/04/15(日)
2975 罪作り
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4月15日(日)。10時現在11℃。雨で風も強い。書斎派に徹するしか。
さて、寝る前の1時間ほどは物理の時間である。今、パソコンの横には「眠れなくなる宇宙のはなし」がある。大体この類の本を読むことになる。この胸躍るタイトルこそ、私が物理に興味を持った原点でもある。
理解できるかどうかは別として相対性理論と量子論が避けて通れない。関連本の中で高校物理では量子論を教えないという事実を知って「そんな馬鹿な」。
量子論はアインシュタインが相対性理論を確立した時期に大きな進歩を遂げた。相対性理論は高校でも公式が出てお馴染み。量子論に関しては高校で教える原子模型は量子論ではインチキという程の代物。無関心ですらある。
一方で量子論の応用である半導体技術なくして生活が成り立たない現実。 「量子論を利用できる奴はたくさんいても、量子論を本当に理解している人は一人もいやしないさ」と、著名な物理学者が言い放つほど未解明部分も多い。
そんな中、高校教育で量子論を避けるのは如何かと。私も高校でエッセンスにでも触れていたら、と思うが、逆に打ちのめされて諦める可能性も大だが……
実に罪作りではあるな、と。私が興味を抱いたのは遅きに失して黄昏てから。 物理の時間は高校時代もそうだったように催眠剤でもあるが興味は尽きない。
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