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2018/05/08(火)
2998 命懸け
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5月8日(火)。10時現在15℃、曇り。爽やかです。予想最高気温は19℃。
寝室から畑へ続く道を挟んだ隣家の眺め。このお宅は、庭木などには全く無頓着。ニセアカシヤなどはそこここから育ち放題で、夥しい幹が天を突いていた。
亡くなった畑オーナーと仲間のお爺ちゃんと二人が、やんちゃなもんだから、カラスが巣を作ると梯子を架けて突いたり、幹を枯らそうと樹皮を剥いだりしていた。
奥さん達の心配そうな顔をよそに、協力し合ってたくらむ様が、悪がきのように見えて微笑ましかったし、「こうした方が安全」などとアドバイスする自分がいた。もちろん家主の許可を得ての話だが。
5、6年前のこと。その当時から一番変わったのがフジの勢力拡大。一時は天を突くニセアカシアを凌駕して頂点を極め、滝のように紫色の花で溢れたが……
今はニセアカシアは見る影もない。枯れたのは二人組の“○年殺し”の技のセイなのか、はたまたフジが宿主を絞め殺したか……
今は宿主を失って寄る辺ない身になって、頼りなく道に覆いかぶさるようになっている。こうなればフジは自力で太陽の当るところに出られないのでアウトかと。
お爺ちゃん二人の遺言か、はたまた植生の遷移か。命懸けのドラマが進行中。
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