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2018/09/07(金)
3120 滑走路
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9月7日(金)。6時現在22℃。最高25℃。降水確率40%。湿度80%。
昨日は自宅のラジカセが登場した。CD機能が瀕死の際は、CDを入れ直したり、叩いたりと物理的なショックで凌げたときもあった。そしていよいよかな、と観念したときに思い出したのが何十年も前の先輩の一言。
「コンセントに刺すプラグをひっくり返してみ…… 」。プラグを180度変えることで、電気的に変化が起こるのか!? バカな、と思ったことは確か。 何故か思い出してプラグを入れ替えると…… 何とよみがえったのだ。これは先輩の知恵、まさに昭和の知恵なのだな、と。ただし、寿命が少し伸びただけ。
で思うに、高潮による関西空港の機能麻痺。これは由々しき事態だな、と。 水没した滑走路に隠された人の劣化が見えるようでならない。
昭和の大土木事業、例えば黒部ダム、関門トンネル、青函トンネル。かなり克服が困難とされた地質条件等の中で、惜しみなく血の滲む努力、決して諦めない積み重ねで今があると思う。それが昭和の知恵であり一生懸命だったと思う。 関空は以前から地盤沈下が問題になってたそうで、どれだけの努力が……
真空管ラジオ、ブラウン管テレビの手回しチャンネル。叩くとショックで回路が繋がったり…… 叩いてうまく行きゃ世話ないが、何か打つ手はなかったか…… 関空の麻痺を見るにつけ、昭和の知恵、一生懸命が薄れたと思うのは寂しい。
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