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2020/02/11(火)
3642 天井裏
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令和2年2月11日(火)。10時00分0.6℃。降水量0.0mm/h。 風向・北。風3.3速m/s。日照時間1分。積雪深22cm。
丸2年も空室だった。退去した痕跡が壁、床に残酷に残り、空爆後の無人の廃墟のようだった。何とか内装に漕ぎつけ、お客さんが入居の運びになった。
さて、エアコンは…… エアコンを設置したうえで内装工事が、手戻りがなくて理想的。資金的な問題もあってそれが後回しになったのは何ですが……
室外機は正面向こうのベランダ。冷気、暖気の吐き出し口はテナント中央。 1m四方の穴を開けた天井に機械をはめ込み、そこまで風の通り道を……
さて、どうすんの!? かつて「地下鉄にどうやって電車を入れたかを考える始めると、夜眠れなくなっちゃう」で一世を風靡した夫婦漫才がいたが、狭い天井に“どうパイプを入れて接続したか問題”です。ずっと見てるほど暇じゃないし……
「ねえねえどうするの??」かなりしつこく聞いたが「それは内緒!!」。お付き合いの長い電気屋さんにやんわり断られた。腹ばいしかできない天井裏で、どんなテクニックが繰り広げられたか…… そうか!! 膝を打つようなことがあったか。
さすが職人さん。当初の危惧はどこへやら。傷跡も残さず来た時よりも綺麗に仕上げた。それもいとも簡単に。少し謎があってこそ職人技で神秘的か……
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