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2020/02/20(木) 3651 部屋着
令和2年2月20日(木)。9時50分2.8℃。降水量0.0mm/h。風向・北北西。風速m2.8/s。晴れ時々曇り。日照時間46分。積雪深0cm。

「(俺を)立たせてくれ!!」。購入したものの3年も住むことのなかったマンションのホールに響く声。昨日、空室になっている部屋に訪れた私に呼び掛けている。
身なりの良いご老人が顔を向けるでもなくだ。郵便受けが並ぶ一角。自分の郵便物を出そうとしてしゃがみ込み、立ち上がれなくなったようだ。傍らにステッキ。

濃いブルーで上品な部屋着で外出帰りには見えない。上層階から郵便物を取りに来たようだ。近づくと大きい。脇に両手を差し入れて「このままいきますよ」。多分、完璧に立ち上がらせようとすれば自分の腰が砕けそうにも思えた。

ある一定の高さまで介助すると一気に軽くなった。助走が必要だったのだな、と。「ありがとう」。177cmの私より背が高かった。本当の他人と“濃厚接触”したのは近年にない。世に蔓延する下流老人“臭”とは断じて無縁の規律正しさ。

“やんごとなき”一族だろう。お願いでもなく毅然とした口調。自分のふがいなさをたしなめる自分向けの怒気が少しあったか…… その直前に入口のドアを私のために開けて待ってくれた老女が、立ち上がったお年寄りと言葉を交わしている。

ご夫妻ではないが、いたわりあっている。購入したのが30数年前。コミュニティーがこんなにも成熟したのか…… 上流老人になりたいものだが…… 無理か。 


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