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2020/03/24(火)
3684 縁取り
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令和2年4月24日(火)。10時10分4.7℃。降水量0.0mm/h。 風向・北西。風速4.2m/s。晴れ。日照時間58分。積雪深0cm。
昨日、マンションの融雪ボイラーを管理している業者さんが、入居者さんの個別ボイラーの点検帰りに訪れた。「ついでに融雪ボイラーの運転を終了しました」。
依頼はしていなかったがそろそろと思っていたので阿吽の呼吸か。「仮に雪が降ったとしても、地べたもあったかくなってすぐ解けるし…… 」。温度センサーの設定は+2℃。降雪センサーと連動しているが、空焚きしないとも限らない。
そんな矢先の今朝の降雪。「こんな時に限って」というタイミングだが、すぐ解けるは織り込み済み。いつまで持つんだろうか、と寝ぼけた目で淡雪を眺めていた。
出社時に庭に回ると、隣家の輪郭を石灰の白いラインのような縁取りが……
太陽の上昇とともに影が縮んでいく。逆に陽光が影の部分を侵食していくのだが、冷たい影の部分に居座っていた雪が陽光で解け出すに若干のタイムラグがあって、白いラインの縁取りが…… 素直で面白い造形だな、と。
消え際の美というのがあって、昨日FMで耳にした「なごり雪」の♪おちてはとける雪を見ていた♪のフレーズは青春の儚さを縁取っていたよな、などと…… と書きつつも、これは単なる地球の自転に基づく物理現象……
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