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2020/04/16(木)
3707 見誤り
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令和2年4月16日(木)。10時00分10.0℃。降水量0.0mm/h。 風向・北。風速7.5m/s。晴れ。日照時間60分。積雪深0cm。
「ダルマさん返せなかったね」。昨日会社を訪れた沖縄出身の奥様。近所の星辻神社の大祭の中止すら知らなかった私。知ってた女房も虚を突かれた。
大祭の夜、お参り帰りの女房家族と焼き鳥屋さんで隣り合った縁で結婚した。あだや疎かにしてなかったし、彼女を火伏せ信仰に帰依させたのも私達だし。
縁結びの感謝や火災からお守り頂いたお礼を込めて、災厄を一身に背負いこんだダルマさんをお返しし、新たなダルマさんをお迎えしなきゃならなかったのだ。
新型コロナが内面まで蔓延し、うつむき加減で生活しているせいか、ちっぽけでも夜店が出るようなお祭りを無意識に避けさせたのか……
ダルマさんを販売する巫女さん、氏子さんたちは小さな社に籠りっぱなしで“3密”そのもの。求める善男善女に“ソーシャル・デスタンス”を強いたら賑わいや目出度さもあったものじゃない。そのうえ巫女さんが感染じゃ洒落にならない。
火伏せの神様に1年間の猶予を頂く…… 融通無碍でゆるさが良いのだと思う。海外で強硬措置がとられる中、要請だけで防いできた日本モデルをいぶかしむ国内外の論調がある。ゆるく心を一つにする日本人を見誤っていると思う。
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