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2022/08/10(水)
4553 欄間額
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令和4年8月10日(水)。10時40分26.3℃。降水量1.0mm/h。風向・南南西。風速6.0m/s。雨。日照時間0分。積雪深…cm。
実家の床の間付きの8畳間に扁額(欄間額)があって「還飛鳥嵐夕」の5文字が書かれていた。子供の頃、父だか姉だかに聞くと「夕べの嵐、鳥飛び還る」。当たり前過ぎて、肩透かしにあったようだった。
何かもっと深淵な意味があるのかどうか知らないが……
嵐の夜が明けて風になびいた木々や折れた枝がスカスカになって不自然さを晒している。そして不穏な静寂の中、鳥どもが無暗に通る鳴き声を響かせて飛び去って行く……
嵐の後、空虚な感じがした時によくこの扁額を思い出す。最近の前線の停滞による雨の嵐……時折強風も…… 隣のプランターが多分、風に煽られて我が庭に落下していた。
塀より少し低い所にあったプランターが土の部分を起点に茎の部分が倒れ込み、我が庭に着地したのは茎の先端部分で、次の瞬間、茎を起点にデングリ返った…… そうでもないと塀とプランターの土部分の距離感の説明がつかない。
鳥だったら自前の翼で、巣に戻ることができるが……
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