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2020/04/01(水) 雪なく暖かった冬だがすべてに良い訳ではない
 気温は上がらず。それでも2℃ほどはあると思う。
 26日に羽化したチョウはこのままでは雪消えと気温の上昇によって咲く花を待つことは出来そうもない。桜が咲くころが放蝶の目安なのだが、早く羽化した分 花を待てず、蜜を吸えないだろうと思っている。4つの内の3羽はしょうがないので三角紙で標本にするしかないと思った。ただ一つは羽根を動かしているので暖かい室内へと移して体力を付けさせたならば花の蜜を吸ってもう少し生きるのではないかと感じた。そこで1羽はどの位生きるのかといったことを学ぶべく別枠で観察することにする。
 去年一生懸命に育てたものを己が手で標本にするのは残念なのだが今後の為にも学んでみることにする。早く食草のウスバサイシンを増やさないとこの20年ほど続けた保護と個体数の増加を持続できなくなる。小さな卵から4回脱皮して蛹にしてようやくこの春に飛ばすチョウはまだ土の中で待っているのだから奴さんたちの為にも努力して暖かい日差しのなかを放さなければなるまい。生き物というものは気を使わなければならない。でも人の手によって増やすというのは本来の姿ではないということも肝に銘じておかなければならない。


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