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2021/10/13(水)
リサイクル業者のシャオチェン
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豆電球付きの天眼鏡の電気が付かない。貰った中古の乾電池でも点灯しない。電池のセットする個所が緑青で変色している。まずそこからサンドペーパーで錆を落とし接点と思われる銅金具を磨いた。付かないなと頭を捻っていると豆電球が緩んでいたり関電地の方向が違ったり、老眼が進んで見えないところでの作業は嫌になる。30分もかかってようやく明かりがついた。一事が万事この調子である。動かないクローラーと耕運機を業者に持って行ってもらうことになっていたが予定の今日は雨が強くなるので中止になっていた。ところが9時に電話が鳴って大丈夫だから来ると言う。ご婦人の声でそれもひとりでだという。2トンのトラックだとS字カーブの状況を伝えるも来るとけなげな声であった。ちょっとイントネーションが違うようだがと待っていると旧仁成館の前から電話であった。車を左岸に回送させて器械を車に乗せるのだがタイヤがパンクしていてニュートラルにギアが入らない。手伝うつもりはなかったのだが大陸からのお嫁さんで二人の娘の学費用の仕事だという。そして本業は介護施設だという。それを聞いたならボーっと見物も出来ないじゃないか。ほとんどすべて手伝う羽目になった。ハルピン出身のお姉さんはマスクのせいか子供がいるとは思えないほどに若く感じた。お嫁に来たとは言いながらよく働くものだ。この辺りには大陸からのリサイクル業者が沢山いるようだが、怖い思いをしてトラックを女ひとりで運転してくる根性には頭が下がった。おかげでお休みと決めていた今日は三角小屋の掃除に当てられてしまった。毎日毎日いろんなことが起きるものだ。そうだ、明日は除雪用の固定ロープの取り付けがある。
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![](/user/mokkiri/img/2021_10/13.jpg) |
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