|
2020/02/25(火)
国の組織が腐り始めた
|
|
|
外気は5℃というところだろうか。実は起き出したのが10時なものでシカとは分からない。とにかく昼過ぎ2時には弱い雨が降っていた。ゴミの日なので雨の中の右岸へ渡ってゴミ出しをする。その前に「チェンジリング」を見た。イーストウッド作品で1920年代のロサンジェルスで起こった20人もの誘拐殺人事件で被害者の母親が当時のロス市警に異議を言うと、そのまま精神病院に入れられて本物の精神病人扱いにされるという映画で、どこの世界でも権力を持つ組織が身の保全のために市民を使うという設定であることを描いていました。民主主義の他に良い方法が無いからしょうがないけれど民主主義だという大義名分のなかでやっていることというのはただ保身に尽きるのじゃないかな!警察も検挙率を上げるために冤罪を作り上げるし、厚生省は組織内の権力にお伺いを立てつつ職員は保身に走るし、これではこの国は早晩に崖の淵に立ってしまうのじゃないかな。このところの国の組織はひとつの権力におもねいてそこにいる優秀だった人間の骨を抜いているとしか思えない。 50年前ナホトカから帰って来た役人が「デジェルデンスキー」という船の中で「これからは銀行にお金を預けていても管理料を取られることになるよ」と言っていたことを思い出した。とにかく優秀な官吏だった。彼らのような慧眼を持つ人が国にはどんどんいなくなっていて一党独裁のような政府に右に倣えでは、この夏の世界的なゲームさえうまく遣りおおせるのかとじいさんは気になるのだ!
|
|
|
|