|
2021/10/27(水)
汽車が好き、山は友だち
|
|
|
先日、「風の波紋」を見てくれたというお客さんがいらした。昨日は父の「汽車が好き 山は友だち」を読んでくれた方がいらっしゃった。共に褒めてくれるのだった。私が小林監督の仕事に寄せてもらったドキュメンタリーは少しこそばゆいのであるが「汽車…」は当時の時代風景まで読んでいただいて何だか末夫さんが生き返ったように嬉しかった。そんな訳で昨夜は少し嬉し酒を頂いてしまった。この酒はきっと薬になるのである。 今日は晴れた。青空に雲も浮いてその光が恥ずかしそうに木々の紅葉を浮かび上がらせてくれた。お客さんを切明に送って野天風呂から上る湯気や切明橋を久しぶりに下から眺めた。9時前だったがどこかホテルの観光バスが到着していて紅葉見物の客が橋の上を賑わしていた。川西道の木々もようやく赤が見られるようになっていつもの秋を演出している。つまりこの秋は10月上旬の暖かさで一週間遅れたということになる。ただやはり今いち盛り上がらないがそれが自然の姿なのだろう。 久しぶりに来てくれた大工さんとお茶を飲んで屋根上の落下防止固定ロープを見ていた。それからサルがいたずらした水仙を埋め直し、町に下げる前に重機で道の側溝を掘りあげた。 下を向いて土いじりをしていると頭が重くなって暫く動けない。帰って来るまで立ち止まるようだった。これだなと何となく感じた。
|
|
|
|