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2020/03/27(金) 雨の降る前に、トイレを抜いた
 12℃近い南風が強く吹いて、予報の雨は未だ降り来たらないので、その間隙を縫ってトイレの便槽を抜いた。ポンプにホースを取り付けるのだがそのホースが左こめかみに降って来た。結構硬いのだ。たんこぶが出来て口が大きくあかない。それだけだから仕事を続けた。
 便槽の汲みだしは電気の汚物ポンプに変えてからとても楽になったが今の時期はくみ出し用の延長パイプを使えないので雪に穴を開けて処理した。この月末に来そうな客もないので横着をした。
 小津の「彼岸花」の中で佐分利信扮する平山は箱根に家族サービスに来ていた。田中絹代が扮する女房がこう言う「あたしねときどきそう思うんだけれど、戦争中ね敵の飛行機が来ると急いで防空壕に駆け込んだことがあったじゃないの。戦争は嫌だったけれどときどきあの時代がなつかしくなるの」「オレはあの自分が一番嫌だった。物はないし、つまらん奴がいばっているしね」「でもあたしはよかった、親子4人があんなにひとつになれたことはなかった」という場面がある。娘二人はボートに乗って手を振っていた。
 戦争というものは生き残った人にしてはそういう風に感じることがあるのだろうかと思った。戦後13年すると人は落ち着いて前を見るしかないのだろう。どんなことでも時間薬が解決するのかも知れない。ゆっくり時代を見ておかなければならない。


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