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2020/05/29(金)
支払いに奔走中
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たとえ何があっても亡き後に借金が残るのは矜持に反するのだ。消防の工事代金やガス代にしても土砂止めの板囲いにしても、払うものは払うというのが今日までの人生訓ということになる。先だって引き出したお金は収まるところに収めて懐はグンと寂しくなったとしても気持ちの重さは流れて消えた。 それにしても8時過ぎにここを出て、買い物を片付けると8時を過ぎる。野沢でひとっ風呂と十王堂によってお賽銭を払って階段を上りきると中止の看板あり。しまったと思うも200円だから良いやと諦めた。野沢のバスターミナルには誰もいなかった。観光客というのは風見鶏であてにしてはいけないしそもそも金髪碧眼の方がいたらニュースものでもある。でも野沢温泉のお風呂に入りたかった。 津南から先はどこの田んぼも田植えを終えていて、帰りには水見の人が出ていた。飯山線に沿って飯米を引き取り精米して長野に向かい迷惑かけた支払いを済ませ、角上で刺身と思って寄るも改装中だった。ここまで来た意味がなくなった。飯山により津南で買い物をしてこの時間になって両手を開いてみると空の手のひらがやけに大きく見えた。 このご時世にチョウどころじゃないけれど幼虫になった虫はひと固まりになってアリやクモという天敵に大きく見せるべく対抗しているようだ。この年になっても支払いだ草刈だ、腰だ膝だと大忙しなのだけれどこれにチョウがひっかちゃて長生きは酷だなと自分を責めている。
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![](/user/mokkiri/img/2020_5/29.jpg) |
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