|
2019/12/05(木)
電話番
|
|
|
−1℃から1℃で寒い日である。朝起きて2cmほどの雪できれいだと思って外に出る。別にそんなにきれいではないけれど大方の作業を終えたということでそんなふうに感じたのだろう。思えば若い頃均一周遊券で北海道を廻った。最終の連絡船までの数時間函館の飲み屋小路で呑んでいた時だったが外で若い女の声が聞こえた。「雪よ、降って来たわ、初雪よ」と聞こえた。これから長い厳しい雪の季節が始まる函館。そんな頃だからか飲み屋の女が着る赤や青のドレスに降る雪がとてもきれいに思ったものだ。大学を辞めた年だった。真似をした訳ではではないが2cmほどの優しい雪になれていないせいでわざわざ写真を撮ったのだろう。 家の中で過ごした。9月の怪我に保険は適用されないが一応書類を出せばと言われた。その処理を行った。火災警報器の対策で消防に連絡をとったり、携帯電話の電波の増強に預かった機械の返却を求めるNTTとの連絡だったりといったことで家の中で過ごしたわけだ。思うに組織に所属する人たちはこちらが少しへりくだってやさしく話を進めると実に親切に対応してくれるものですな。少しでも苛立って声を荒げたらもうお仕舞。もちろん私は丁寧におのれのまずいことを引きながら話す処世術は心得ているけれどどうも規則を作ってそこから出ないように諭す行政も企業もイヤ家庭さえもチャンチャンと落ちる落としどころを持っているようだ。日本人はやさしくおとなしい努力家でここまで来たが、戦争に負けたことから立ち直る厳しさは持てなかったようだ。みんな規則に縛って一連托生の生死感を与えられただけなのかもしれない。それでも戦後75年戦争に巻き込まれなかった事実はあるのだが… 津南の技術者と私でペシャワールのDr中村の仕事を引き継ぐべく行けないものだろうか。私のオペレーターの技術は低すぎるが技術者のものは大したものだ。死に場所を求めながら現地の人の力になれたらこの山奥で断捨離だ何だと下らないことに心を砕く必要はないのだ。たくさんの中村が次から次へとやって来たらタリバンだろうがISだろうが嫌になってしまうだろう。日本人はそういう民族なのだ? ところで梶山経済産業大臣はあの梶山清六の息子なのかな?どうでも良いけれど!
|
|
|
|