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2019/10/19(土)
灯が見えない谷にひとりだぞ!
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昨夜は風と雨を感じて過ごした。対岸の湯は昼間と違って灯が消えてこの谷間には私ひとりと言った感じつつまれた。その夜 夢の中で周りの知人がいなくなってひとり吐息をつくおのれの姿を強く感じた。「ひとりぽっちか…」と映画「秋刀魚の味」のラストシーンでつぶやく平山周吉の老いを思った。 今朝もそんな気分を引きずって気が重く動き出すまでに時間がかかった。どうにか外に出て何回も一輪車にズリを積んで捨てた。まっ、はかどらないのは昨夜の夢のせいだ。午後になって大粒の雨が強く降りだしまるで夕立のようだ。片付けものをして家に入った。湯に電話をすると昨日ここを出たと話した。待てよ、するともっきりやはぽつんと一軒家の条件を満たすじゃないかと(笑)ちゃった。 行ってあげたい友人の選挙にも手伝いに行けず、ここから健闘を祈るしか出来なかった。人はそれぞれどこかで踏ん張って必死に立っている。頑張れ!ガンバレ!と自分にも言い聞かせながら昨夜の夢のなかのひとりぼっちを思うに、「過疎」ということはこう言うことだったのかと初めて現実的に考えた!
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