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2020/04/12(日) 暇を作らぬために
 今朝のことだ。7時になってつらつら考えていた。友人がこの間書き溜めた小説を送って来て明日から読んでみようと思っていたのだ。学生の頃良い文章を書いていた人で送られた一遍は下書きの段階で読ませてもらっていた。それの推敲後のものと彼の母親のものを含めて二編の作品である。彼の母親には高校の頃とその後もだいぶお世話になっていた。ことにその作品が気になっていた。そんなこともあったのだろうが以前書いた「長谷川家について知っている2,3の事柄」の続きを書いてみるかと思っていた。木曽から出て上野で家族を作って戦争にいじめられた世代のその後のことだ。
 起きて少し外仕事をして遅い食事の後に座り込んでまず書いてみた。下書きの下書きで記憶というものが実にあいまいだけれど何となく書き進むと当時のことがおぼろげながらに浮かび上がってくるようで父も母も兄も伯父たちも目の前を通り過ぎて行くように感じた。
 今の事象が非常事態だとは思わないけれどもこの時代を共に生きる仲間への連帯としてやたらに外には出ないようにしていることもあって、時間はあるしまだ物をこなせる意識もしっかりしているのだしとひと月かけて父の世代とその後の従兄たちの世代を次の長谷川の人間に書き止めて見ることにした。新たに想像する想像力はないけれども家族のことならばどうにかかけると思っていろいろとペンを走らせた。一本のボールペンのインクがなくなってしまった。うまく書けたらまだ元気な従兄に送ってみようと思った。この夏が終わるころまでは世界は変わらないと思うし何かしていなければ自分が馬鹿になるなと思っている。まんが日本史は授業なものとして気分転換と定めてやってみようと思っている。
 さて彼が送って来た文章をもう少し後回しにして上手な文章に染まらないようにしてまず一気にそれぞれの項目を書いてみることにする。
 予報が荒れるというので三角小屋の戸を閉めて飛ばされそうなものを片付けた。気温は昼に8℃もあるのだけれど天気の悪さか暖かいとは感じなかった。
 城中で切られた田沼意知の病床で父意次の言う。
 「桜よ急いで咲いてはならぬ、無理に開けば冷たい風に散らされてしまうぞ!」
 湯の桜にこう呼びかけた。
 


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