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最新の絵日記ダイジェスト
2022/09/20 秋風
2022/09/16 手伝ってくれて感謝
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2022/09/08 軟になったということか!
2022/08/27 その後の状態報告

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2020/08/31(月) 8月の終わりに工事を終えた
 今日は件のS字土砂防御工事を行う。去年の台風19号の被害で粘土質の土砂がS字カーブに押して来た。当時土砂を片付けたのだが一応その土止めを行わないとこれからの風水害に被害がまた出るということなのだ。10ヵ月も経って粘土質の土砂はそれなりに動きを止めている。杭を打って板を張ってこれでいいんじゃないかと工事を始めた訳である。
 川西道のU字構が水を飲まなくグジグジと水が切れなかったのでそれをパイプを伏せることで解消できるとここも直した。外したU字構をS字カーブに使うのだがどうもこんなものを使う工事はないと津南の技術者に笑われる。確かにその通りだと大笑いになった。それでも6時にようやく仕事を終えた。気が抜けて長期滞在の友人お客の食事まで考えが回らない。長期滞在はこれからは止めることにしよう。私にしてもお客さんにしても良いことはないと思うからだが今回の工事のせいでお客さんには迷惑をかけた。しかし私にしては工事の方が大事なのである!

2020/08/30(日) ロバウマの休日
 外に出ないので暑くはありませんが、とりあえず掃除、洗濯だけして、敷布団を干しました。それを取り込んで仕舞います。するとサッとひと降りあって土の匂いが感じられます。少し長く居すぎる友人は小屋に去って時間が出来ましたので、簡単な小話をひとつ。 酒に酔った二人がふらふらとやって来て、ふと見るとカニが歩いている。「おい、おいカニて〜奴は横に歩くと決まったものだがこのカニは縦に歩いているじゃないか?」するとカニがひょこっと振り返って「いえ、今日は酔っております…?」こういった枕を振りながらぼんやりと生きて行きたいものです。

2020/08/29(土) 草終えて、夕立強し
 夕方、5時頃から降り始め、6時頃に強く降って来た。久し振りの雨で植物たちもホッとしているはずだ。
 今日は川西道の草刈と右岸旧仁成館下の草を刈る。よく見ると蕗は裏返っているものもあるし枯れているような草も見える。中津川右岸の日あたりは強くこの間の日照りで焼かれたようだ。これで今年の草刈は一部を残して終了する。右岸から見る鳥甲山の尾根上には夏の雲が良い感じに漂っていた。
 中津川には釣り人が二人朔上していた。一昨日よりか昨日、昨日よりか今日、だんだん暑さが増してくるようだったがこの雨で涼しくなる。明日は何もしないでぼお〜としていても良いだろう。

2020/08/28(金) 今日も草を刈った7時間。
 昼前から林道分岐点より刈り始める。汗はかくけれども滝のような汗ではない。日陰を選んで刈っているせいだ。年寄りの草刈は少しはずるく手を抜いてやったってよろし!
 渋沢方面の道は倒木があるようだけれど山田組の手当てでまったく問題なく行ってこれたという。途中すれ違う人もなく渋沢で釣り師をひとり見かけただけだったようだ。
 私は彼が帰るまでと6時を過ぎてもガラガラ器械を回していた。ふと振り向くとどたどたとお帰りになった。今日は明日苗場山へ向かうお客もあって朝に作ったコロッケカレーライスで我慢を願った。その代わり明日は5時起きになる。な〜に6時に朝を食べてもらえばあとはこっちのものである。ただ明日もお泊りだという。正直言うと連泊はつらいのだ。食事の対応に苦労するのだが、無いものは出せないのでそこのところは我慢を頂こう。
 先日、テレビ取材の依頼についてお断りを願った。世間の笑いものになるのは真っ平だ。ただドキュメンタリーならばちょっと考えちゃうけれど何を話して良いのか私には分かりませんが、と言うことです。明日は残りを少しと対岸右岸側もついでにやっちゃえ。帰りに党員の方に総理ご総理の方向などを聞いてこよう。

2020/08/27(木) 草刈が出来なければここにはいられない
 津南穴山の先生は昼前に草刈の後シャツを絞るとボトボトと汗が滴ったという。汚い話ではあるが日中の作業は誰でも同じで、話を聞いた後それでは私もと節操がないけれども2時から索道からもっきりやの周りと玄関下の草刈を始める。汗は絞ってどうだ!と調子に乗らないようにゆっくり刈り始め、刈り終わった。その後道に張り出した樹の枝を切りながら郵便を取りに出て6時過ぎに帰って来た。
 穴山の先生との付き合いのような作業だったが斜面の草刈をおっかなびっくりやり終えたのは儲けものだった。明日は川西道の草の多い所だけでも刈ってみることにする。対岸の草はその後になる。お客さんがいたり、逗留の友人がいたりして外に出ての作業が進まなくて、肩が痛いなんだかんだとぐずぐずしているよりかやはり、山にいるのだからやることはやっておいた方が気持ち的にも良いように感じる。汗をかいた方がスッキリするということのようだ。
 明日も渋沢へ行くという友人が出たならばひとつ滝のような汗をかいて器械を振り回してみよう。振り返ると私の仕事の景色が前に進ませてくれるだろう。

2020/08/26(水) 妻有周遊
 9時にお客さんを送って、その足で津南病院それから松之山温泉、新十日町博物館を廻って御馳走を仕入れて帰る。
 病院は血液検査でも大したこともなくそのまま松之山鷹の湯温泉に向かう。暑い日差しのなかだった。鷹の湯は近くのスーパー銭湯と比べると対応も落ち着いていて久しぶりに温泉に浸かったような気分になった。少し熱めの湯だが草津、有馬とこことで三大薬湯と言うことの名湯で津南からはそれほどの距離でもない。近くに坂口安吾の姉が嫁いだ大名主、村山家の住居を「大棟山美術館」として公開しているのだが平日は閉館と言うことで入れなかったが大名主だけあって立地の佇まいが良く、古い住居跡をそのままの美術館で同行のT氏に見せてあげたかった。
 十日町に6月に出来た新十日町博物館は笹山遺跡で発掘された国宝火炎土器が展示され、雪国の暮らしと名産の越後縮みなどの展示をみた。立派な博物館で津南町の火炎土器なども一緒に展示した良いのにと思いながら出た。とにかく昨日の暑さは尋常ではなく帰り着いてT氏の食事などを用意していると暑さに当てられたようで疲れ果てていた。彼を残してひとり早く寝に就くことになった。日記どころではないのだった。

2020/08/25(火) 朝のゴミ捨ては大変だ
 和山地区に出没したクマがゴミステーションを開けて中のゴミ袋を引きずり出してからゴミ出しは当日のみとお達しが掲示され、仕方なく週2回の収集日の内、1回で済むように少し大きなゴミ袋を用意するようにした。今朝は8時過ぎにここを出てごみを収めて「すわり」の福一さん宅に顔を出してから栃川、「ひだまり」にチョウの標本を届けた。この春、栃川で4月はじめ頃に羽化したギフチョウだが辺りはまだ雪が残って蜜を吸える状況ではなく死んでしまったものなのである。宿のどこかに飾って訪れるお客さんに見てもらうことにした。思うに今年のチョウは天候の変化について行けない個体が多かったようだと、春の頃を思い出した。
 苗場山道木道の片付けでもしているのか小さなヘリが何回も往復していた。ヘリを見ながら佐武流山登山道を廻って鳥甲山を眺めて帰って来てから朝ごはんを取った。友人に聞くと腹が減ったとお答えになった。
 昨夜は「有りがとうさん」というトーキー初期昭和10年伊豆の乗り合いバスを舞台とした映画を見た。「時代だね〜」と見終わってから知りもしない昭和10年の伊豆を懐かしく思い出すようだった。その前に源流釣りの御大下田氏から頂いた「鳥甲山に生きる」という映像を見たのだが、登場する雄山荘をやってらした山田重夫さんの表情が良かった。この映像はきっと秋山郷の貴重な資料になるはずだけれどこれを生かすことが出来るかなと気になった。

2020/08/24(月) 秋の感じがし始める
 そろそろここでは秋の気配を感じるようになりました。昨日来訪した友人T氏は津南の暑さに閉口していましたが、山に着くころになるとここの涼しさを大変喜んでいます。彼の持って来た「事件」NHKドラマのDVDを130分見ておりました。DVD若山富三郎、大竹しのぶ、石田あゆみなどが元気で良い演技をしていました。1970年代には良いドラマがあったねと二人して話しながら、酒を飲まない友人の前でひとりでウイスキーを飲んでおりました。
 今朝津南の技術者の方がS字の工事の下見で来てくれてバックフォーのバケットのゆるみを調節するシム(金属のパッキン)を入れようとしたのですがそのシムの内径が小さく出来ず再度シムを取り寄せることになります。工事は来週の初に1日で終わらせるようになるはずです。
 ところで佐武流山への道はヒュッテひだまりのご主人さんたちが登山道を修復に出かけられたと聞きました。

2020/08/22(土) 草刈再開
 お客さんは父の「汽車が好き山は友だち」を持って来てサインをしてくれと言う。私の本ではないしと断ったが、是非にと言われればしょうがない。少しこそばゆい感じだった。そんなお客さんとお礼のつもりで話をしていた。おまけに御持参のご酒も頂いてしまった。どうも酒には弱い。
 今朝は外気5時に22度あったけれど秋だなと感じる。雨と言うほどではないが夜露が降っていた。釣りのお客を6時半に送ってホッとしていると上ノ原の始さんが来てくれた。草刈が早く終わったのでと話していて、良いところだと誉めてくれた。彼が帰るとそれでは私もと小屋までの草を刈った。すると件のお客さんが来ていて待っているのだった。あるものは全部出してやった。

2020/08/21(金) 花火の翌日、エンジンを掛けてお帰りになった
 お客さんがお帰りになって家の中が広くなったようだ。風の通りも感じられるようだ。ただ今日の日差しの中に立つと重く身体が沈んでいくようだった。
 子供は私の所ではせいぜい2,3日我慢すれば皆さんそれぞれお帰りになるがご家庭に戻った後のお子さん方の活躍を想うとなかなか面倒なのだろうと頭が下がった。4月から5月いっぱい学校が休校になった期間の家族の対応は大変だったと感じる。政治のトップが決めた休校は止む負えなかったかもしれないが、ちゃんとした根拠を示さないであたふたと決められては家族は大混乱になったのかも知れない。その後学校休校の説明もなくもう過ぎたことだと口をつぐむように何も言わない政治とは暢気すぎるのかも知れない。
 荷物を対岸に回してエンジンを掛けた車の中から「今度は2週間ほど来ることにしよう」と言われた時は一瞬呼吸が止まったような絶望につつまれる感じだった。冗談であって欲しい!

8月絵日記の続き


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