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2020/08/11(火)
外構の作業は終了
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外構のちょっとした作業は終える。駐車場下の斜面もお仕舞にした。 今朝は良い空で風も見ることが出来た。ひらひらと揺れる一か所だけの葉はそこに風の道が見えるのである。線のように風が抜けて行くのだ。たまに河原に座ってひとつの岩を見ているとそこに人の顔だったり動物の姿が見えてくる。昔、日本画家 奥村土牛の特集を見たが90歳の画家が庭に這いつくばって終日草やら石やらを見ているということを知った。見るということはそういうことなのだろう。彼に何が見えたのか凡夫にはわからないが風の道に吹かれている葉や、河原の石の表情は私にも判る。もう少し早く、若い頃にそれが分かったら生き方も変わったのにと思うこともある。 まあ、凡夫はそれらしく家の周りを片付けたり泥まみれになって汗をかいていればいいのだけれどその合間にちょこっと感じる自然というものは見つけるのにも虚心坦懐の姿勢が居るのだと感じることがある。 挿し木にした「開拓の桜」が根付くかどうかは分からないが樹木用の肥料と土を混ぜて盛ってみた。夜には雨になるというので期待している。屋根打つ雨音を聞きたいものだ。
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