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最新の絵日記ダイジェスト
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2020/09/30(水) 防腐剤塗りと薪割り準備。
 昨日はお客さんがひとり来まして、どこか良いポイントはと聞かれました。ルアーをお使いのようで さて?と首をひねるだけでした。
 午後から玄関脇と川側に防腐剤を塗っていると件のお客さんが帰って来て釣れないと嘆くのですがいかんとも返す言葉はありません。きっと技術の問題なのでしょう。その後、薪割りの手伝いに頼んだ太田の先生が来てくれて私は明日の作業はどうにかなるだろうとひと安堵といったところでした。
 今朝はストーブの調子が悪いので中の天板を工夫したり、玄関の木っ端を引き入れ、薪割り場を作り、そのまま斧で運動方々割っています。今日も泊る予定のお客さんは釣れないようなのでどこかに移動するといって帰って行きました。
 明日は10月でありまして、。薪割りもさることながら冬の準備を始めようとするわけです。

2020/09/28(月) 昼まで雨が降ったな〜
 まだ降っていた。昼になってときどき光が届く程度の晴れで、全国的な洗濯日和ではありませんでした。
 つまり何にもせずにストーブを焚いて布団カバーなんかを乾かしていてその見張りだけの仕事でした。
 日が落ちて風呂に入るかと思ったとき釣り人が川から上がる道を見つけられないと連絡が入る。河原までゆっくり下りて声を出すが反応なし。その内右岸側にランプの明かりが動いていた。大丈夫だと思って戻ろうとするとすっかり暮れてどこなのか分からない。あれれと藪に構って倒れ込んだ。棘のある草をつかんで倒れてしまう。チキショウと声を出すと親指に刺さった棘から血が出ているようだった。家の前の河原に出てクルリと反転して来たところが分からない。これじゃ他人助けは無理かと思う。今度は強力なランプを仕入れてから夜の河原の石を越えるしかないだろうと思う。それもそうだが時期時期の日の暮れる時間を確認してから川に入るように言わなければならない。

2020/09/27(日) 洗濯ものが乾きはしない
 良く降る雨に囲まれてお客はお帰りになったけれど敷布とか濡れていた布団が乾かない。しょうがないので薪を炊いてみると暑すぎた。明日は天気も回復するように予報では言っているので、布団を乾かして布団カバーも洗ってみよう。
 夕食はお客さん達の持ち込みで私も引っ張られてお相伴になった。三密だったが体調に変化はない。
 朝は早く起き出して8時には食事を提供した。戻って来た食器を三層のシンクにお湯を張って30分で片付けてやった。それから各部屋の殺菌を行って洗濯物を干しているのだが火がない所では洗濯物は杳として乾かない。ストーブで乾いたものを片付けて新たに2階で干しているものを下して見ることにする。こうなると乾燥機付きのものに変えた方が良いのかも知れないがどうも機械で干したものはピンと来ない。やはりお日様に当ててみないと使うひとには失礼なのではないかな。
 今月で岩魚釣りのシーズンが終わる。後三日だ。今頃岩魚は浅いところで何匹かクルクルと回りながら卵の準備をしているのだろう。そう云えば川越の釣り人達は魚は放すのだと話していたっけ!

2020/09/26(土) 南瓜と釣り師と明日の朝食と
 雨雲が連なって昨日からの続きの雨である。
 昨日十日町下条から南瓜を頂いたのだが、十字に包丁が入って4つに割られていた。南瓜2個分の多さだった。切られているので痛みが早いのだから大きな寸胴で煮てやろうと決めた。寸胴一杯になった。
 今日のお客は釣りの連中で朝食のみということなのでこちらは呑気なのだが今は三蜜を避けるように、またちゃんと片付けるようにと指導をした。その客が到着する前にお客の分を確保して残ったほとんどを和山に届けた。ひとつの総菜として今頃はお膳に載っていることだろう。私も老人なのだけれどより老人ぽい住人には何かひとつでもおかずを届けてやれればいいのだけれど、何人かの量ならひとりでも出来ないことはないが続かないのだ。毎日は無理なのだ。それでもひとつのおかずを渡せればいいのだけれど感傷的になってしまう。
 釣りのお客は元気に話しながらお酒を飲んでいるが、ひとつ私自身も注意をしなければいけないと感じる元気さである。2階に上がって閉じこもろうと感じている。

2020/09/25(金) 工事完了。お客さんも来た
 今日は朝から雨止まず。お客さん達は十日町下条高原の棚田を見に出る予定だけれど生憎の雨模様に時間をずらして向かって行った。棚田は山の斜面で作られるお米で、温暖化が進むなかで米作りには厳しい高冷地のがおいしいおこめを作ることが出来るようになり山の汚染されていない水を使って生産されるお米の価値が高まったという。ここへ来た頃私も2年ほど山からのセギを管理してもち米を作った。収量は少なかったが美味いもち米だと誉められた。でも水が冷たく当時では続けることが出来なかった。それだけ温暖化が進んだということなのかもしれない。北海道のお米が美味しいと言われるのである。
 さて、昨日はそんなお客さんが来たのだけれど、その前に玄関脇の袖の部分の腐った根太を直し雨の当たる斜面をトタンに張り替え、床も作って完了することが出来た。まず昨日はその仕事を終えたられたことがホッとさせられたことになった。棚田の会の方が持ち込んだズイキや浸し豆、ナスや南瓜の揚煮などで健康的な夕食になった。お酒も控え気味にしたし、考えるとこういった献立がこの辺りの夕食には一番良いのだろう。舞茸ご飯にクジラの味噌汁まで付けば妻有地方の御馳走の見本の感があった。しかし、私ひとりではそうもいかない。そこで津南ポークの出番になるのだが都会のお客はポークソテーでも出せば何も言わずにパクパク食べてくれる。献立も勉強しなければいけないけれど、趣味が高じた時には妻有地方の総菜を出しても良いだろう。
 工事を終えた壁面を振る雨が濡らしている。良かったのである。薪割りの日も決まってこれを終えれば大きな山は越えられる。

2020/09/23(水) 雲や牛やサルや稲や苗場
 山が色づいているのか、夏の日に焼けたのか良く分からない。紅葉はこれからなのだが何となく良い感じじゃないな〜
 今年は虫の声を聞かないように感じている。以前畑の草を刈ったのだがいつも気になるキリギリスがとても少ないように感じる。今年は虫たちには厄年なのだろうか。
 いや昨日はご酒ガスが過ぎた。どうもいかん。用事で町に下りたのだが何となく身体が重い。肩も相変わらずだ。みんなアルコールのせいだ。少し静にしていなくては身が持たない。
 面白い雲を見た。苗場山も見えた。牛もいて、サルとも話した。行に見たサルの修学旅行の一群が帰りにも同じところにいて、車を止めてやさしい声音で話しかけた。サルは逃げもせず恬としてこちらを見ていた。それに比べると牛はひと群れがぐんぐん近づいて来て何か話しかけられたように感じた。
 ヒツジ雲なのかウロコ雲なのか分からないがその下に別の雲が浮いて珍しい空だった。

2020/09/22(火) 客がいないのだが、今日は来るのだった!
 行くと1年ぶりの植物写真家から連絡があった。この間の流行病で外に出なかったというが、何のもっと大胆にまた繊細に暮らすしかないじゃないと返事をした。
 玄関が開いて久しぶりの懐かしい顔が現れた。手を洗って、アルコールで消毒して座って持ち込みのビールを傾けている。流行病の心配をするよりも飲む方のアルコールに気を使った方が良いだろうと忠告しておいた。
 今日はサバを煮た。豚肉も生姜焼きにして佃煮とした。上手い長野の味噌でなすを炒めて、しょうがを刻んで出してみるか。ウナギが半分あるからご飯と混ぜてひつまぶしにしてみよう。よくやるな、えらいな、馬鹿だな、お調子者だな!分かっているさ。江戸っ子なのだ!
 今日はコタツを出して冬の準備が進む…

2020/09/21(月) 出入りが多いのだな
 朝は4時半に起きる。登山者は5時ごろ起き出して30分に朝食を提供する。6時にムジナ平まで送り届ける。川西道ですれ違ったチャリダーがいた。帰りにその方がS字カーブに立っていた。御婦人だった。どこかにお泊りのようで朝食の時間が有ると、誘ったお茶は丁寧にお断りいただいた。
 洗濯と殺菌、掃除をしてから朝を取る。何だか疲れてしまってストーブを焚いた脇から離れられなかった。寝てと云っても30分だが、また起きて、また寝て、また起きてぐずぐずしていると車の音がする。放っておいたら玄関が開いて、何か食べられるか!という声。しょうがないやね、起きて出て、食べられませんとお断りした。何だか大きな車で入ってきたようで、帰られるか?と仰る。来たのだから帰れるでしょう。と答えた。S字カーブが面倒らしいのだが、ご自分の車なのだから行けるでしょうと云いつつS字カーブの走り方を丁寧に教えた。すると直ぐにエンジンを掛けて出て行った。しばらくするとキュルキュルルとタイヤが悲鳴を上げている。教えた通りにカーブで切り返しをしていないようなので、落ちられてもいかんなと軽トラで行ってみる。すると2本のタイヤ痕があるばかりだ。ポストのところまで確認に出て帰って来た。暇やお金を持て余した人というのはこの道の悪さは私にあると思っているようだ。2駆のハイエースだって通れるようにしてやったのになとタイヤ痕を見ながら、しょうがないやな!と声を掛けてやればよかったと思った。

2020/09/20(日) 連休初めてのお客さんだ
 この連休の一組のお客がやって来た。岩菅で泊って烏帽子岳を経ての到着。7時間で切明に到着。そんなもので頑張って夕食を作った。美味かったとの返事で当たり前だという言葉は飲み込んだ。明日はムジナ平からの鳥甲山縦走だという。4時半に起きて6時にここを出して登山口まで送ってやる。山を歩く人には出来ることはやってやる。もっとも送ってしまえば私の仕事は終わる。ひと眠りしてから明日は始る。と考えている。少し頑張ってやった。こんなものだここでの仕事は。何時かまたやって来るだろう。そのためにやるのではないが鳥甲山を行く登山者への私が出来る責任だ!
 こんな時期観光客はトラベルで何時もは止まれないところに泊まっているのだからここへ来なくても良いはずだ!

2020/09/19(土) 戦争童画、この世界の片隅に、残菊物語
 とにかく寒いと感じてしまう。暑けりゃ文句を言うし、ちょっと寒くなるとこれだ。人間 我慢と云うことをしない。これでは地球の環境が人間の我がままで良くなることはないと思っていた。外気は15度もあるのにだ!困ったものだ。
 昨日「戦争童画」を見た。あれから75年も経ったというのにとてもリアルで感じ入った。今日は片淵須直「この世界の片隅に」を初めてみせてもらってここでも感じ入った。それから溝口健二「残菊物語」をみていまして、お腹が空きました。どうも、アニメは見なかったのですが、それは私の偏見でした。良い映画でしたし、戦時中に暮らした人々の少しだけでも感じたであろう人間味を教えられました。また、残菊物語は新派の映画だと知りましたが、これも日本的なものでした。な〜んにもしない日でしたがチョロチョロとストーブを燃やして煙突の具合を見ながらとても良い休日でした。
 電話が鳴ってこの4連休にお客がいないの…と気遣われましたがそれはそれとして良い一日でした。それではゆっくりと風呂にでもはいるか!

9月絵日記の続き


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