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2006/04/21(金)
理系離れから
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この日、たまたま夜のニュース見てたら… 行ってる予備校が出た!!
テレ東の経済系ニュース番組なんだけど、理系離れの特集で。 ちなみに水曜に自分もインタビューされた(笑) もちろんカットされたけどさw
昼休みだったからいろんな人に聞いてたけど画面に出たのは2人だけ。 そんで校舎の責任者のインタビュー。 受け付け行くとほぼ毎回見てる人が出てるのはなんとも不思議な感じ。 話したことはないけど。
それより理系離れは予想以上に深刻だとか。 自分が思うに理系離れさせてるのは学習指導要領と受験が一番の原因だと思う。 一応、自分は受験では文系だけど、理系に分類される気象学を勉強してるからいうけど教科書に載ってる“理科”というものがつまんな過ぎる。おまけに受験のお陰で理系の負担が増してる上に味気ない暗記系のものの量が膨大でやってらんない。
ただ単に公式覚えろっていわれても意味わかんないじゃん。 しかも本当は身近に理系が絡むものは山ほどあるのに、それを遠まわしに、関係ないものだと思わせる教育が存在してる。 これじゃただ公式を暗記するだけのつまんない科目としかいいようがない。 それを助長してるのが受験という魔物。
気象学だって公式はあるにはあるけどやり方が全然違う。 初めは公式なんか考えないで現象を初めに考える。 公式の一つに静力学平衡式というのがあるけど、単位面積上の四角柱を考え、その任意の位置で、その上にある空気の重さと下からの力は等しいということを勉強する。 学校でやる物理みたいにあからさまに公式から入ったら応用が利かないし、まして気象予報には役にたたないものになる。 そこが学校でやる理科の大きな間違えだと思う。
つまり、理科を面白いものじゃなく、完全受験準拠の味気ないつまらないものにしてるのだ。 それを理系離れが深刻だなんて言っても、ふざけたことだと思う。 教育学者だかなんだか知らんけど、そこら辺を考えない馬鹿な大人が大勢いるほうが理系離れよりはるかに危険だ。
話がそれるけど、こういう原因になる受験というものは壊さなければいけないと思う。 現行の受験というものは無駄な頭を使うだけ。 学校教育をダメにしてると思う。 学校教育というものは一般教養を学んでるのであって完全にいらないとは言い切れない。
でもそれをより難しく、一般教養を超えたことをする受験というものは邪魔なものとしかいえないんじゃないか? 受験のためなら学力を使わなくとも他のことで能力差別を測ることは可能だと思う。 最近増えてるAO入試とかはいい傾向だと思う。
「学力=有用」とは言い切れないしそんな保証はない。 そんなことを測るより一般教養、人間性、やる気を測った方がはるかにいい人材を育成できるんじゃないか。 受験は本来学力競争するものじゃないし、そんなことするなら名前を変えて学力検定とか公的資格みたいにしてしまえ。
現行の受験制度をぶっ壊すことは現在〜未来の課題だと思う。
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