|
2007/02/20(火)
執行猶予1日
|
|
|
いざ、現実を突きつけられると、自分ってなんなのかなぁ…って。 未来を見据えればくじけてはいけないけど、この『現実』とのバランスが崩れていく。 昨日までは、「未来>現実」だった。でも今となっては「未来≦現実」だもんね。考え方が。 本当はこの悪しき制度が自分の思想の最原点だったはずなのに、今は逆にそれに押しつぶされそう。 ああ、なに弱音吐いてんだろ。
刑法第202条、自殺関与及び同意殺人罪。 買ったばかりの新品の六法でこんなこと調べるのも変なんだけど、やっぱり自分の信念は曲げられないのかな。 無念だけど、武士の如く潔く自害する。って考えはどうしても押しつぶせない。 法律上、人を殺せば刑法第199条の規定により「死刑又は無期若しくは5年以上の懲役」となる。 同意の上であっても同第202条の規定により「6ヶ月以上7年以下の懲役又は禁錮」に処せられる。 自分で自分を殺すのは罪になるのか?法学を学んできたけど、おそらくそんなことはならない。 近代法学の原点、自然法思想と日本国憲法の規定からすれば生存権は保障されているけど、それを放棄することを禁ずる規定は無い。よって、現行刑法における第199条並びに第202条の言う殺人や、第204条の傷害と第205条同致死の罪は一個人の自分自身に対する行為には適用されない。 法律上は、犯罪にはならない。 法学を学んできて、こんなことを結論付けるために法学が役に立つとは思いもしなかったけど、一応、万一のことでも犯罪だけはしないで済みそう。
まだ明日があるから希望を失ったわけじゃないけど。。。
|
|
|