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2005/10/20(木)
勉強したら頭痛いの。
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彼女の家に行ったら、彼女は半泣きでした。
慌てて駆け寄って、彼女に事情を聞いてみることにした。
「どうしたの?」 「うわぁーん!!問題が解けなさ過ぎなの!分からないの! しかも答え解ってるのに、いざテストすると出来ないの!」 「・・・・は?」
見ると彼女の机の上は、教科書とプリントが散乱していた。 採点済みのプリントは確かに、見るも無残だった。
「うわぁーん!もぅ問題は解けないし、間違えるし、 頭痛くなるし、最悪だよ!浩介のバカー!」 「え、待ってよ!何で!?」 「だって浩介が来るっていうから私が一生懸命問題解いてるのにさ! 解けないし、浩介に聞いたところで解けるわけないしさ。 早くイチャコラしたいのにいっこうに問題は解けないしさ! うわぁーん」
彼女はいっきに言うと更に泣きだしてしまった。
「え、えっと。出来れば俺もイチャコラしたいので何か手伝いたいのですが・・・?」
「・・・コンビニのショコラケーキ、チョコパフェ、シュークリーム、 ハーゲンダッツ抹茶クリスピー、みたらし団子が食べたい。 あと、リプトンのグレープティー。」
「・・・・は?」
「今すぐ買ってきて」
「え?話が見えないんだけど?」
「人間はね、脳が疲れると糖分を欲するの。 私の脳はもぅ糖分を必要としすぎて痛い。」
「・・・・・」
「糖分を取らないとこの問題が解けない。つまりイチャコラできないのです。」
「・・・・買ってきます」
コンビニに行って帰ってきたら、彼女は半目でホントに死にそうだった。
「・・・買ってきたけど?」
「きゃはー!浩介あんがと!」
結局、彼女は問題を解いた後、 甘いものを一気に食べて満足して、一人で寝入ってしまった。
・・・・・・・・そんな彼女でも大好きなのです。
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問題解けなくて泣いたのは私です。
答えがわかっているのにテストで間違えたのも私です。
半目になったのも私です。
糖分を必要とし、コンビニに走ったのも私です。
違うのは学校でやっていて周りが女の子だったと事と、
浩介みたいな彼氏がいないということです。
・・・・・
さて、眠いので寝ます!明日学校行ったら休みだから頑張ろう!
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