|
2005/12/31(土)
おう。
|
|
|
遠い太陽の光を浴びて。 冷たい風が吹き付ける中。
目の前には缶ジュースと、うなだれる君。
どーしろってんだよ。 俺はドラマや、小説の登場人物なんかじゃないし。 うまい台詞を言えるわけでもないし、 かっこ良く慰めるなんて到底無理だ。
「あのさ・・・」 「すんごい好きだったの。皆が別れろ。って言ったのは私のためだって解ってるよ。」 「・・・・うん。」 「でもさぁ、私ね、良かったと思ってる。・・・・と思うよ。」 「・・・・・寝てる?」
久しぶりに見る、スッピンの君の目の下には、とても濃いくまがあって。
「・・・二時間くらい?」 「寝たら?」 「なんか寝れなくて、ご飯もノド通らないし。」 「ブサイクになるぞ。」 「彼氏が見てくれないならどうなってもいいし」 「・・・・・・」 「もぅ死にそう」
その声がやけにリアルで。 公園という場所には似合わなくて。
そばにいることしか、できなくて。
「死ぬのは自己中じゃない?」
でも、止めなきゃ。って思考があって。 おもわずそんな事が口から出ていた。
「・・・うん。そだね」
立ち上がって、手を出す君の手をしっかり握って。
+++ また半分実話です。 自分の中で、混乱したり、思考能力が止まると、 創作することで消化するくせは、相変わらずです。 友達から彼氏と別れた。 って、連絡があって。大変でした。 なんとか、彼氏とよりが戻ったのですが、戻るまでが、大変で。
彼氏と別れたくらいで。 と思うのですが、彼女にとっては別れた”くらい”じゃなくて。 死にたい。と思ってしまうくらいの出来事で。 バイトまで一緒にいました。 華來がバイトの時間は別の子が一緒にいました。 翌日によりが戻って。 そのあと連絡がないんですが、いいんです。
死なないでくれたら、いいんです。 生きてくれたら、いいんです。
+++
まぁ、半分実話って事は半分創作で。 まず、男の子になってるけど、これは華來だし。 最後かっこ良く終わってるけど、 実際は公園→(華來が寒くてトイレに行きたくなったため)ファミレス→帰宅。で 帰宅の最中、猫ひろしをやっちゃったり、M-1の話をしたりしてました。
華來はかっこよく慰めるなんて到底無理なんです。 その子のほしい言葉もあげれないし。 その子のほしい行動もできない。 だから悲しい気持ちのときは、傍にいて。 落ち着いたら楽しい話をして、少しでも忘れられたらいいな。 って思うのです。 いつかちゃんと人を慰めてあげれる人になれたら素敵ですけどね。 そして写真は公園で華來が買ったもの。場違いにも程がある。
|
|
|
|